日本100名城・弘前城（青森県）

日本100名城・弘前城（青森県）・歴史

弘前城・情報

別名	白河城、小峰城
城郭構造	梯郭式平山城
天守構造	三重櫓
築城主	結城親朝
築城年	1611年
主な改修者	津軽寧親
主な城主	津軽氏
廃城年	明治4年（1871年）
遺構	明治4年（1871年）
指定文化財	重要文化財

弘前城・歴史

見事な三重天守は南部氏から津軽を守るために作られたとされています。もともとは、津軽地方は南部氏の支配でしたが、南部氏の家臣であった津軽為信が裏切りこの地を手に入れました。

そして、弘前藩を開いたのです。こういう事があり、南部氏と津軽氏は江戸時代、仲が悪かったのです。そんな事から南部氏を意識して当時、4万７千石の大名だったのに３０万石の大名クラスの規模のお城を築城したのです。

当時の姿を今に伝える弘前城

東北地方の多くの藩は明治維新で旧幕府軍についたために、お城は取り壊されました。しかし弘前藩は新政府軍についたため、城は惨事を逃れたのです。当時の姿を多く残す重要な文化財なのです。

弘前城・施設詳細

施設詳細

番号	日本100名城4番
住所	〒036-8356　青森県弘前市下白銀町1
電話番号	0172-33-8739
入場料・大人（高校生以上）	弘前城本丸・北の郭の1日入園券：310円
入場料・学生（小、中生）	弘前城本丸・北の郭の1日入園券：100円
見学時間	9時～15時（最終入場16時半） 4月２３～5月５（7時～21時）
休場日	11月23日～3月31日

弘前城・スタンプ設置場

スタンプ設置場

4月1日～11月23日 　:天守（弘前城史料館）料金：施設に入る利用料がかかる。
11月24日～3月31日　：弘前公園緑の相談所内　料金：無料

弘前城・アクセス・駐車場

弘前城・駐車場

車で来られる方アクセス

住所　：〒036-8356　青森県弘前市下白銀町1
弘前文化センター駐車場（有料）
弘前市立観光館駐車場　（有料）

電車で来られる方

電車で来られる方アクセス

JR奥羽本線弘前駅から弘南バス（100円循環バス）で市役所前下車徒歩すぐ

弘前城・イベント

弘前さくらまつり

時期：四月下旬～5月上旬
場所：弘前城の敷地内

弘前城に最初にサクラが植えられたのが1715年。弘前藩士が京都の嵐山から25本のカスミザクラなどを持ち帰ったのが始まりだと伝えられています。

弘前さくらまつり詳細

弘前ねぷたまつり

時期：8月上旬
TEL :0172-35-3131

弘前ねぷたまつりは国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年8月1日～7日まで開催され、県内外から多くの観光客や市民が訪れます。人形の形である「組ねぷた」や「扇ねぷた」が弘前市内を運行します。囃子や太鼓、掛け声とともに、弘前の熱い夜を彩ります。7日目は「なぬか日」と呼ばれ、河川敷でねぷたを燃やすフィナーレを行います。

弘前ねぷたまつり詳細

弘前城菊と紅葉まつり

時期：10月下旬～11月中旬
場所：弘前公園内、弘前城植物園

弘前公園に植えられた1000本以上もの楓が紅葉し始めるのが秋の半ばころ。急激な温度の低下によって園内は色鮮やかに染め上げられ、城門や城、老松との対比が見る者の目を奪います。

また、燃えるような楓や金色に輝くイチョウだけではなく、濠にはスイレンが浮かび、園内は次第に秋の装いに変わっていきます。

弘前城菊と紅葉まつり詳細

弘前城雪燈籠まつり

時期：2月上旬
場所：弘前城の敷地内

弘前城雪燈籠まつりは、1977年から始まり、いまでは「みちのく五大雪まつり」のひとつに数えられるようになりました。まつりの期間中は弘前公園内に市民や団体が制作した武者絵をはめ込んだ雪燈籠が並び本丸から臨むことのできる蓮池のまわりには200基ほどのミニカマクラが作られます。

夜になると燈籠やカマクラに火が灯り特別照明とともに雪の園内を照らし出します。また、メイン会場では大雪像や大型滑り台などが製作され雪に親しみ弘前の冬を楽しむイベントが盛大に行われます。