日本のお城100選・久保田城（秋田県）

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日本のお城100選・久保田城（秋田県）の歴史

久保田城は佐竹義宣が築いた平山城です。佐竹義宣

は関ヶ原合戦で徳川氏に対してどっちつかずな態度を

とり常陸水戸54万石から出羽秋田20万石に転封になった後

に築きました。平山城は日本の城には珍しく石垣では

なく土塁と堀のみで造営された珍しい城です。

城内には天守がない素朴な作りのお城です。

質素なお城になった背景には関ヶ原合戦で転封に

された徳川氏への配慮があったのではないかと言われています。

しかし常陸の水戸城も土塁で築城されていることから

佐竹義宣が土塁でお城を築城するのが得意だったとも言われています。

幕末まで佐竹氏の居城でした。戊辰戦争の時も無事でしたが

明治13年【1880年）に焼失してしまいます。

現在は市制100周年（1989年）に再建されたものである。

往時のは二重櫓でしたが展望台を増築するために三重四階

となりました。そして2001年には発掘調査から分かった

情報で表門が復元されました。

久保田城で唯一往時のまま残っている御物頭五番所は

秋田市の指定文化財に指定されています。

久保田城御隅櫓・久保田城表門・久保田城御物頭御番所。

市政100周年に復元された御隅櫓は本丸に　　　久保田城本丸の正門で、一ノ門とも

北西隅に位置していたものです　　　　　　　呼ばれていました。

観覧時間	9：00～16：30 ※私立小学校の夏休み中は9：00～19：00
観覧料金	一般100円（団体）80円
観覧料金	高校生以下は無料
観覧料金	団体は20人から受付にお申し出てください。
休刊日	12月1日～3月31日
注意事項	館内での火気、飲食は厳禁です。その他、管理人の指示に従ってください。